先日、描いた下絵を用い、糸目糊を置き彩色しました。

IMG_0616

好天の日を待って屋外で薪を燃やして、蒸しの作業を行います。

100℃以上の蒸気で40~50分蒸すと色が布に固定します。

そしてより鮮やかに発色します。

IMG_0617

s_IMG_0620

水で洗うと餅粉で作った糊で描いた模様のアウトラインが白い線となって現れます。

寒の時期の水洗いで、より美しい色が現れると昔から言われておりますが、我が家の井戸水はそれほど冷たくはない。

寒風の服川に入っての昔の友禅流しの光景を思い浮かべると、厳しい作業を耐えて行う精神的な支えであったのかナと思ったり…?

現代に生きる身を幸に感じております。