野生の植物の成長チェックに山に行きました。

人の通らない山道は年毎に表情が変わり、昨年沢山自生していた藪苧麻が見えません。替わって道の主になっているのが草蘇鉄、深い森の中に一筋しだの道、メルヘンチックな光景です。

 

これで染めてみようと思い立ち刈り取って麻袋に押し込む。

一部だけですが、道の土が見えるようになったら藪苧麻がひょろひょろとあちこちに、藪苧麻の周りだけ念入りに草蘇鉄を刈り払い元気に育つのよと声をかけて帰りました。

帰路、崖の上から笹百合がのぞいていました。コロナ過で通常で無い日々の中、自然の営みは刻々と進み、農作業も手を抜けません。

帰宅して即、染液を作り絹のスカーフを染めてみました。

落ち着いたオリーブグリーンと深いグレー、グリーンです。

次は木綿と麻を試してみます。