余裕が出来ると外国での文化交流を考え、今迄20を超す国々へ60余回出掛けた。
幸、良い方と接する機会が多く、世界中の友人と思い出が私の財産です。

指導した絞りや草木染がどのように消化され、作品になっているかが気になり、同じ国に何回も出かけている。
昨年エストニアで着物展を開いて頂いた折、10年前に教えた大学に再び。

大豆を使ったシンプルな染法を教えたのが、大小のボタンを使いダイナミックなタペストリーになっていた。
大学院生だった女性が今も大学に残り働いている。彼女のアトリエに絞りで染めた皮を用いたソファとクッションがデンとある。才能豊かな人に指導する機会を得た事に感謝です。

エストニア芸術大学で学生達に留学希望のアンケートを取った所、日本で私の許で染を学びたい。が一番多かったそうだ。何とか受け入れたいけど日本政府のシステムに個人宅で学ぶ為の助成制度が無い。
多くの技法の全ての工程を一か所で学べるのは他に無いのですが…

何をするにも体力が必要。春8~10日間だけしか採れない「こしあぶら」の季節が来た。
早起きしてバイクで山に。高木をしならせ先に方にある若芽をいただく(来年の為半分だけ)
いつの間にか打身、すり傷あちこち、おてんば山姥、元気です。