和銅7年(708年)に開山された真言宗準別格本山、二上山両山寺の33年に一度のご本尊ご開帳が新築された本堂で去る4月30日、5月1日の二日間開催された。

前回、裏方としてご寺院接待係を勤め、約50名の美作地区一同からの僧侶の方々に接し、幼時より身につけられた事とは思うが、さりげ無く、洗練された所作や、会話に感じ入ったものです。

私にとって意義深い経験だったので、今回も裏方としてお手伝いを申出ておりましたが「来賓」でとのお達し
立場が変われば衣装も変えなければと淡い墨紫地に糸目本友禅で、藤の花を描いた訪問着で出席、折しも寺院の庭の杉にからまり、花房を長く垂らした濃紫の山藤が満開だった。

本堂にて、読経の響の渦の中で、様々な決りにそった動きがあり、おごそかに絵巻のような儀式が進行する様子を直に拝見、感激いたしました。

 

四季折々、眼下に連なる山々の彩り、日本の原風景が残っており、趣がある。
11月のいちょうが小金色に本堂の庭に散在する頃、お山は雲海の季節です。

シャッターチャンスです!