岡山県北部の中心都市である津山に市立美術館が無いのは寂しい。

建物が出来れば良いものではなく、レベルの高い人脈とビジョンを持つキュレーター(企画、実行者)が必要である。
キュレーター次第で美術館の価値が変わってしまう。

美術館建設の気運を高めようと個人で美術館を運営している人達がスクラムを組み、津山を代表する洋画家、日原晃回廊展(10月8日~11月6日津山文化センター展示室)の開催にこぎつけた。

私も生前の日原画伯と少しご縁があった為、初日に伺い、ありし日の画伯を忍びつつ作品に見入った。
純粋で重厚、気迫にあふれている。
私の染の師匠、熊谷先生と同時期に同じ川端画塾で研鑽を積まれたと図録で知った。

油絵と染、ジャンルが異なるにもかかわらず、暖かく見守り、励まして下さったのも、そんなご縁が有った故かと今になって納得。若い才能を見出し、育て多くの有能な芸術家を世に出された日原画伯は本当に懐の深いお人柄だった。

これを機に津山市長さん、美術館建設を再考してくださいませ。
運営次第で文化、芸術が人を呼び、人を育てる状況を世界のあちこちで見て参りました。
津山にも新しい波とうねりを期待!!