仕覆について
40年以上前のことです。
英国ロンドンに語学学校に通っていました。
土曜日だけ開かれるポートベロ通りのアンティックマーケットは別名 泥棒市とも呼ばれ世界中のいろんな物が並び楽しいところでした。
そこで見つけたのが、江戸時代に日本からヨーロッパに渡ったと思われる紅茶入れ、龍の鋳造のデザインに惹かれました。
少々変形し、表面が金、内部が銀のメッキであった名残はありますが、現在はほとんど落ちております。
その紅茶入用に150年前のインドネシアバティックで袋を縫い、赤い紐を結んで悦に入っております。
お仕事のご紹介
お着物の染めや仕立てをおこなっておりますが、他にも様々な活動をおこなっております。
2022.12 ©染色家 時友尚子